秩父特産農産物「しゃくし菜」栽培講習会

JAちちぶと埼玉県秩父農林振興センターは、2日間で2回(平成28年7月20・21日)、営農経済部会議室、小鹿野支店にて、秩父地域の特産農産物の一つ「しゃくし菜」(正式名称:雪白体菜)の栽培講習会と合わせ、GAP(農業生産工程管理)講習会を開きました。

同講習会には、しゃくし菜生産者やJAちちぶ園芸部会員、JA「ウィークエンド農業塾」の塾生など合わせて、29人が参加しました。

GAPとは、農業生産工程管理のことです。生産活動に必要な関係法令等の内容に則して、定められる点検項目に沿って、各工程の正確な実施、記録、点検及び評価を行い、持続的な改善活動を行ないます。これにより、食品の安全性向上、環境の保全、品質の向上、農業経営の改善や効率化などが見込まれるとともに、消費者や実需者の信頼の確保が期待されます。

JA営農振興課の清川完司さんから、土壌の作り方からはじまり、播種時期、適正な農薬・肥料の使用時期や量の注意点などの説明がありました。清川さんは、「今年は、他作物への病害虫の被害が多い。こまめに確認をして、収量や品質の低下を少なくするよう気をつけてほしい」などと話しました。

生産者には、しゃくし菜のGAPチェックリストが配られました。これには、ほ場、作業、農薬、肥料、栽培管理、収穫、評価など47のチェック項目があります。JA職員が訪問し、生産者と共にチェックを行ないます。

 

 

しゃくし菜は、同地域で古くから栽培しており、数ある特産農作物の中でも代表的なものの一つです。漬物は、県の「ふるさとの味認定」を受け、「ちちぶ菜漬」など、加工販売もしています。

 

JAちちぶでは、秩父地域での「しゃくし菜」の生産者を募集しています。ご興味のある方は、下記へご連絡下さい。

営農経済部 営農販売課

TEL:0494-63-2020

FAX:0494-62-5800

 

「ちちぶ菜漬け」ネット販売

 

 

しゃくし菜

しゃくし菜