秩父産「お茶」県知事賞決まる
埼玉県西北部特産協会(宮澤勝男会長)は、平成28年7月21日、秩父農林振興センター会議室にて、「平成28年度特産物共進会(製茶の部)」を開き、西北部管内から17人19点の製茶が出品されました。
お茶の清涼感のある香りに包まれた中、県農林総合研究センター茶業特産研究所の小畑幹所長など8人が審査しました。
結果、横瀬町の浅見与助さんが最高順位の埼玉県知事賞を受賞しました。
同協会の管内は、中山間地域に位置し、その立地条件を活かした「こんにゃく」や「茶」、「わさび」、「かぼす」などの特産作物の振興に取り組みます。
管内のお茶の特徴は、朝晩の寒暖差が大きく、山間地特有の香り高いお茶ができます。
同共進会は管内特産茶の生産水準を高め、山間地特有の香味を保持するとともに、品質の改善向上を図り、管内の発展に資することを目的とします。
審査は官能審査により、外観のほか、水色や香気、味など内質について200点満点にて行いました。
審査員からは、「全体的にレベルアップしている。特に香りが良い出品作品が多かった。」などと講評がありました。
次点以降の褒賞は、次のとおりです。
県秩父農林振興センター所長賞に横瀬町の町田喜作さん。
県茶業協会長賞に横瀬町の浅見昌三さん。