秩父産ナス「菜色美人」出荷最盛期
JAちちぶ園芸部会は、同JA小鹿野集出荷所にて、秩父産ナス「菜色美人(さいしょくびじん)」の出荷最盛期を迎え活気付いています。
今年は、5・6月の雨量不足から、生育が例年より少し遅く、出荷の出だしが遅れたものの、良質な秩父産ナスが出揃い順調です。
JA職員で同部会担当の今井さんは「例年より、出だしは少なかったものの、良いナスが出荷されている。これから出荷量も増えてくる。」などと期待します。
出荷は、6月から始まり、8・9月に最盛期を迎え、霜が降りる11月中旬まで行なわれます。
出荷者からは「今年は、雨が少なく、生育が少し遅れた。栽培管理の徹底や7月からの降雨のおかげで、ツヤのある良質なナスが多くできている。」などと好調な声が上がりました。
同部会の主要農産物の一つであるナスは、毎年栽培講習会や土壌診断、共進会などを行い、生産者全体の栽培技術や出荷品質の底上げを図っています。平成20年よりJA全農さいたまブランドの「菜色美人」として、東京市場に出荷しています。市場関係者からは、秩父産のナスは、品質の高さや規格の統一性が評価され、安心して買い手が購入します。スーパーなどでも鮮度の持ちが良いと好評です。