秩父観光ブドウ農園開園
秩父地域48農園6組合から組織される秩父ぶどう組合連絡協議会は令和3年8月10日、皆野町の「秩父観光ぶどう農園」で秩父地域の観光ブドウ農園の開園式を行いました。式典には同協議会員や秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、観光協会、西武鉄道、秩父鉄道、県秩父農林振興センター、JA職員ら34人が出席。秩父産ブドウのPRをした後、地域の子どもらが笑顔でブドウの収穫を楽しみました。
協議会の新井範会長は「今年は梅雨の明けが早く、夏らしい陽気が続いたため、熟期が早まり、着色と糖度ともに良いブドウができている。良いスタートがきれた」と話しました。
また振興センターの荒木恭志所長は「秩父では「ちちぶ山ルビー」「シャインマスカット」を中心に、50以上の品種のブドウが栽培され、様々な味が楽しめる。お客様を迎えるにあたり、万全の状態で開園式ができたことを喜ばしく思う」と話しました。
秩父地域は中山間地域に位置し、各地区によって標高差があります。生育状況が各地区により異なり、同一品種でも収穫期間に幅を持たせることができます。
協議会の各農園は10日以降に随時開園し、ぶどう狩り、販売は遅い農園で10月上旬まで続きます。