第22回りんご果実共進会
JAちちぶりんご部会は、令和元年11月7日、県秩父農林振興センターで、「第22回りんご果実共進会」を開きました。秩父地域の4農園が4点のリンゴ(品種:ふじ)を出品し、最高順位の県知事賞には、皆野町の金室栄治さん(79)が輝きました。
金室さんは「今年は4月末から5月上旬の霜や天候不順と厳しい気象条件が続いた。あらゆる管理を徹底してきたのでとてもうれしい」と受賞を喜びました。
同振興センター職員や県農業技術研究センター職員、秩父観光農林業協会、JA職員ら6人が大きさや形、色、糖度、食味などを総合的に審査しました。
同地域は、標高が高く、昼夜の寒暖差が高いため、甘味のあるおいしいリンゴが栽培されます。観光果樹として、わい化(樹の高さが低い)で栽培し、10月から11月末までが旬となります。
同部会は、部会員7人でリンゴの栽培をします。毎年、栽培講習会や品評会などを開き、栽培技術の水準を高め、品質の向上を図ります。