良品栽培に向けてぶどう剪定講習会
秩父ぶどう連絡協議会は令和2年12月18日、皆野町の秩父観光ぶどう農園にてブドウの剪定講習会を開き、生産者やJA、県秩父農林振興センター職員ら31人が出席しました。
講習では、同協議会の新井範会長が講師となり、整枝剪定のノウハウを出席者に説明しました。
その中で、新井会長は「ロケット式一文字整枝仕立て」を紹介。これは長梢剪定(枝を長く残して切り詰める剪定)の一種で、作業が難しい長梢剪定を分かりやすくマニュアル化したものです。夏場の管理労力の減少や果実の品質が揃い易い等のメリットがあります。
新井会長は「剪定の時期に枝の芽数を数えておくことで、芽かき、作房の仕事量を把握することができる。今後の労力減少につながるので、時間があるときに確認をしてほしい」などと話しました。