通常販売の約10倍の大きさ!大玉蒟蒻出揃う!
JAちちぶ蒟蒻部会は、平成30年11月2日、JA小鹿野支店にて、「蒟蒻大玉共進会」を開き、5点の大きな蒟蒻芋(赤城大玉)が出揃いました。
最高順位の優等賞(秩父農林振興センター所長賞)には、小鹿野町の高橋さんの重さ12.2kgの蒟蒻芋が輝きました。
通常出荷される蒟蒻芋は、3年生の1~1.5kgのものです。
千島部会長は「今年は8月の雨量不足と9月からの曇天で、蒟蒻の収量が例年よりやや少ない。毎年しっかりと乾かして、腐らせずに良い大玉を作るのは大変だ。各農家の技術と努力の成果だ」と話しました。
審査長の県秩父農林振興センター湯村技術普及担当主任ほか4人が、病害虫の有無、形状、重量を総合的に審査し、合計点で順位を決めました。
湯村主任は「大きくて良い大玉蒟蒻が出揃った。今後も続けて、更に大きいものを作って欲しい」と期待しました。
審査した大玉は、3日に開かれた小鹿野町両神のふるさとまつりにて、展示されました。展示後は、各生産者が持ち帰った他、株式会社ふるさと両神の売店で展示しています。
同共進会は、15年以上継続して開かれています。生産農家の意欲向上と栽培技術及び品質向上に資するとともに、大玉を各種イベントにおいて展示することにより、秩父地域の生産技術などを消費者にPRし、消費拡大を図る。
蒟蒻の栽培は、中山間地域の同地域に適しており、70年以上栽培されている。地域の特産品の一つで、県産ブランドにもなっている。
結果は以下のとおりです。
優等賞(秩父農林振興センター所長賞)に、小鹿野町の高橋さん(重さ12.2kg)
一等賞(県西北部特産協会会長賞)に小鹿野町の猪俣さん(重さ8.4kg)
二等賞(ちちぶ農業協同組合長賞)に小鹿野町の千島さん、(重さ6.1kg)