金融移動店舗車出発式
JAちちぶは、同JA初となる金融移動店舗車「やまなみ号」の運行を令和6年10月1日より始めます。店舗や現金自動預払機(ATM)の再編整備により、支店などから離れた地域の組合員・利用者の利便性向上を図ります。
9月27日には、同JA本店で出発式を開き、テープカットで運行開始を祝いました。農林中央金庫、埼玉県信連、JAなど関係機関の役職員ら16人が出席しました。
JAの滝沢祥雄組合長は「JAでは店舗統合により支店を集約し、旧支店をJAふれあいプラザとしていた。しかし、プラザの利用率の低さが課題であったことから、その代替として導入を決めた。金融事業の円滑な運営と、利便性の向上へ繋げたい」と話しました。
JAはバンタイプの店舗車を導入。車内に窓口業務に必要な信用端末機器を備えたカウンターを設け、貯金の入出金、公共料金・税金の納付、通帳記帳や繰越などの金融窓口サービスを提供します。窓口では、JA職員が対面で対応します。
店舗車は、毎週月~木曜日に管内のJA旧支店など7ヶ所を巡回します。災害発生時には被災地に派遣し、金融機能を提供します。