養蚕倍盛祈願祭(蚕糸祭)

JAちちぶ養蚕部会は令和元年12月4日、秩父神社で「養蚕倍盛祈願祭(蚕糸祭)」を厳(おごそ)かに執り行い、JA養蚕部会の生産者や養蚕関係者、JA役職員、県職員ら32人が出席しました。
蚕糸祭(さんしさい)は同神社本殿にて、生産者を代表して同部会の瀨能紀夫部会長が神社に繭を奉納。JAや行政機関、製糸協会代表者、県議会議員らが玉串奉奠(たまぐしほうてん)しました。
瀨能部会長は「今年は春蚕期の凍霜害にはじまり、夏は日照不足や異常気象と管理が難しいなかでの飼育が続いた。しかし、各関係機関の協力のもと、生産者の努力により高品質な繭が出荷出来たことはとても喜ばしいこと。養蚕が出来ることは私たちの誇り。これからも伝統ある養蚕業を盛り上げていきたい」と話しました。
同部会では今年度、「白繭」を春蚕期、夏蚕期、晩秋蚕期、晩々秋蚕期の4回飼育し、品質や大きさともに素晴らしい繭を合計約1965㎏出荷しました。