養蚕部会消毒剤づくり
春季の配蚕を直前に控えた令和3年5月17日、JAちちぶライスセンターにて春・夏蚕期に用いられる消毒剤の作成が行われました。養蚕部会員5名とJAちちぶ職員2名が集まり、消石灰にさらし粉を入れて撹拌。約80㌔の消毒剤が作られ、各部会員が使う量に小分けにされました。
消毒剤は主に、脱皮を行う時期に蚕に直接降りかけることで、病気の予防に用いられます。また食べ残しの桑葉を乾燥させ、脱皮を早目に終えた蚕が葉を食べ始めないようにすることで、成長度合いを均一に揃え、繭の出荷日を調整する効果があります。
同部会の瀬能紀夫部会長は「これからは桑切り(蚕に与える桑葉の採取)が大変な時期になる。天候の変化による体調への影響が大きいので、体調管理に気を付けてほしい」と話しました。