高圧洗浄機で柿の木粗皮削り/機械導入で省力化

JAちちぶ柿部会秩父支部は、平成29年3月6日、秩父市太田の支部員の圃場で、高圧洗浄機による柿の粗皮(そひ)削り実演会を開き、機械導入による省力化を図りました。

支部員やJA職員ら17人が参加。実演会には、JA農機自動車センターから共同購入した高圧洗浄機を使いました。同センター職員が機械のセッティングや操作など実演を交えて説明。各支部員は、機械を手に取り、水圧で柿の木の粗皮を削りました。粗皮削りは、樹や太枝、分岐部などのゴツゴツした樹皮に潜む害虫の駆除や防除をするために行います。粗皮は、除去しても生育には影響しないが、形成層を傷つけないように注意する必要があります。粗皮の無い若い枝には行わないようにします。

 

支部員からは「手作業で粗皮削りしてきたが、水圧で簡単に粗皮が削れる。個人で購入するのは大変だが、共同で使えるので良かった。皆で害虫の駆除ができ、柿の安定した生産に繋がる。」などの歓喜の声が上がりました。

 

粗皮削りをする支部員

粗皮削りをする支部員

 

粗皮削り前

粗皮削り前

 

粗皮削り後

粗皮削り後