S―GAP 秩父地域で認証取得の動き広まる
埼玉県版の農業生産工程管理であるS―GAP取得の動きが、秩父地域で広まっています。
長瀞町では、地域のブドウ農家4人が取得しました。品目はブドウ(果樹)。令和3年3月15日、同町町役場で評価書が授与され、役場、県農林振興センター職員ら8人が出席しました。同町では初めてのS―GAP認証取得となります。
また、秩父市荒川地区では、農事組合法人ちちぶあらかわ組合員が栽培するそば(穀物)が認定されました。評価書の授与は、同日に荒川市区の法人拠点にて行われ、法人組合員や県農林振興センター職員ら11人が出席しました。秩父地域でのそばの認定は初めて。
S―GAPは平成26年に策定され、秩父地域では20の農場が取得しています。今年度は7の農場で新規取得があり、2の追加取得がありました。認証取得が広まり、取組方法やメリットが周知されることで、今後も取得を目指す農場が増えることが期待されます。