SLで秩父ブルーベリーをPR
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埼玉県と秩父観光農林業協会は、平成29年6月24日、「フルーツ満彩 美味しいちちぶ」をキャッチフレーズに、秩父鉄道株式会社と連携し、特別列車「SLちちぶブルーベリートレイン」を運行しました。21日から開園した、秩父地域の観光ブルーベリー農園のPRをしました。
列車は、熊谷駅‐三峰口駅間を運行。車内には、みどりの森ブルーベリー組合員(生産者)、JAキャンペーン隊、県秩父農林振興センター職員らが同乗しました。熊谷駅‐秩父駅間(下り)の車中では、ブルーベリーの爽やかな良い香りに包まれた中、同組合が用意したブルーベリー(300食・約8kg)の試食やパンフレットの配布、ヘッドマークのレプリカを持っての記念撮影などを行ないPRしました。
長瀞駅前では、ブルーベリーのスムージーなどの冷たいデザートも販売しました。
乗客らは、「生のブルーベリーは初めて食べた。甘くてとてもおいしい。秩父でブルーベリー狩りができるなんて知らなかった。今度行ってみる。」などと笑顔で答えました。
秩父地域は中山間地域に位置し、自然に恵まれています。札所や温泉などの観光スポットも多く、観光客が大勢訪れ、イチゴやブドウなどの観光農園も盛んです。ブルーベリーもその一つで、秩父市吉田地域の「フルーツ街道」にある、8農園が環境にやさしい農業を目指し、減農薬・減化学肥料で栽培します。県から特別栽培の認証を受け、エコファーマーにも認定されています。毎年、6月下旬から8月下旬まで収穫が楽しめ、「スパルタン」「ダロー」「おおつぶ星」「エチョータ」「ウッダード」「ティフブルー」など多くの種類が味わえます。今年は雨量が少ないため、甘くて良いブルーベリーができています。
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試食PRしたブルーベリー
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多くの人がSLを記念撮影