女性大学開校 郷土料理「つとっこ」作り
JAちちぶは、6月22日、本店にて、今年度初の女性大学を開校し、参加者は郷土料理の「つとっこ」作りを楽しみました。
当日は受講生やJA職員ら32人が参加し、JA女性部員3人が講師となり、「つとっこ」作り講座を開きました。
「つとっこ」は、栃の葉や朴(ほお)の葉で、もち米や小豆を包んで茹でた郷土色豊かな料理です。
5月5日の端午の節句の頃や、養蚕や田植えの忙しい時期などに、おやつやお弁当としても親しまれてきました。今回用意した朴の葉も地元で採れたもので、茹であがるともち米に香りがうつり、風味がでます。
受講生は4グループに分かれ、講師は各グループをまわり、茹でた時に中身が出ないようにしっかりと包むようにとアドバイスをしました。
昼食は、出来たてのつとっこと冷汁を味わいました。受講生は、食事と談話を楽しみながら、交流を深めました。
受講生らは「楽しくつとっこが作れた。懐かしい味で、朴の葉の良い香りがする。また作りたい。」と笑みがこぼれました。
同大学は、女性同士の交流や若年世代と熟年世代の交流、地域間での交流などを目的としています。今後も継続して講座を開く予定です。